『アイランド』 by マイケル・ベイ
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読んだ/観た日:2020/04/11
☆映画総合:3.8
ストーリー:4.0
キャラ:4.3
映像:3.8
独創性:4.0
合理性:4.3
深さ:3.8
爽快さ:4.3
おしゃれさ:3.0
他の人におすすめ:3.8
目次/あらすじ/概要
2019年、リンカーンは大気汚染から救いだされ、完璧に管理された味気ない都市空間のコミュニティで暮らしている。安全で快適だけれど、退屈。ここで暮らす人々の夢は、地上最高の楽園「アイランド」へ行くこと、ときどき行われる抽選会が彼らの最大の関心事だ。しかしリンカーンはある日ふとしたことから、この都市空間の恐るべき真実を知ってしまう。 No Rating (C) 2005 Warner Bros. Entertainment Inc.
感想/考察
いやーなんかありそうで怖い話。完全な荒唐無稽じゃないとこがこわい。逆にほんとにあった場合、多分普通に逃げられないようにできそうだからバレなさそう…でも職員が良心の呵責で…とかはありそうか。というか自分が発注できる立場だったらしちゃうかもしれないなーと思う。でもあれだけの技術があれば臓器だけ作れそうなもんだけど笑
2005年の上映で2019年想定だからなー…でも実際今あってもおかしくないなあ…技術的には人間のクローンなんて作れるわけだし。まあでもあれだけ大規模なものは無理かなあ…
それに僕たちが今同じ状況にいないと誰が言える?
マックが死んじゃったの可愛そうだった。愛すべき一般ピーポー。スティーヴ・ブシェミさんの配役が完璧過ぎる。
ジョーンズ・3・エコーは死ぬ必要あったんだろうか…かわいそう。差し迫った感じを出すためか…
2人が逃げ出せちゃうとことか、施設内の構造完全理解しちゃってるとことか映画的ご愛嬌の部分はたぶんにあるのだが、その分を考えても面白い。
ユアン・マクレガーさんの演技が圧巻。純粋無垢な主人公の演技とチャラい金持ちの2役を完璧に演じている。
「神って?」ってとこはキリスト教徒はどう受け取るんだろう…神を知らなくても生きていけるという神は死んだ的な意味を含んでいるのか、それとも看板から落ちて助かった時に神に愛されてるって言われてたけど神を知らなくても神はみてくださっている的なあれなのか、特に意味はないのか。監督が神についてどう思っているのか気になるなあ。全体的にアグネイト自体がキリスト教徒的なメタファーととるのは考えすぎか…アイランド(神の国)を信じてひたすら生きる人々。
キャデラックかっこいい